鉛蓄電池専用添加剤 LASLON(ラスロン)

実践FAQ

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ラスロンGのせいで放電時間が短くなった!

ラスロンGのせいで放電時間が短くなった! 現象としてあり得ます。 ラスロンGのせいで放電時間が短くなったのは事実ですが、ラスロンGが悪影響を及ぼしたかのような誤解をされると困ります。 変な言い方になりますが「既に物理的に故障しているバッテリーがちゃんと故障した」というのが本当のところなので説明が難しいのです。 既に極板が格子から外れており、その割れ目にサルフェーションが生成され、それがバッテリーの […]

内部抵抗とは何ですか?

内部抵抗とは何ですか? 超伝導技術以外、常温で必ず存在する物です。 電池ににも存在するものです。 「伝導体の内部にある抵抗」と考えてください。 銅線にも有りますし、鉄線の方が抵抗が大きい。 一般的に一番大きいのはニクロム線で、次いでステンレススチール。 これが存在しない状態は超伝導状態しかありません。 バッテリーの電圧の起電力はその素材により決まっています。 しかし放電を続けているうちにだんだんと […]

鉛バッテリーについて バッテリーの仕組みと劣化要因

鉛バッテリーについて バッテリーの仕組みと劣化要因 鉛バッテリーは、1部屋(セル)2Vのものしか作れません。 自動車用鉛電池は1部屋2Vのセルを6個直列に並べて12Vの電圧を得ています。 マンガン乾電池は直列接続すると1セルあたり1.5Vを発生するので9V。 ニッカド電池は1セルあたり1.2Vを発生するので7.2Vの電圧が得られます。 リチウムイオンバッテリーなら1個で4Vです。 1セルあたりの電 […]

「5時間率」とは何か

「5時間率」とは何か 容量表示で400Ahという表示のバッテリーがあったとします。 このバッテリーの容量は400Ahです。5hで割ると80Aです。 80Aの負荷をつなげば5時間使えます。 これが「5時間率」の意味です。 10で割ると40Aです。 このバッテリーは40Aの負荷を接続すると10時間使えます。 これが「10時間率」です。 他にも20時間率など表示方法はいろいろあります。 実際は、5時間率 […]

寒い地方と暖かい地方でバッテリーの状態が変わるか?

寒い地方と暖かい地方でバッテリーの状態が変わるか? 温度という点では差があるものと思われます。 基本的にバッテリーは発熱します。 熱が上がりすぎるとバッテリーそのものに負担がかかります。 ただ、寒冷地と熱帯地方でどちらがバッテリーにとって好ましいかというのは、難しい問題です。 ある種の車で「エンジンの熱が直接影響するためにバッテリーの寿命が短い」とクレームがあったので、断熱処理をしたという例があり […]

バッテリー液の補充は水だけでよいのですか?

バッテリー液の補充は水だけでよいのですか? 水だけで構いません。ただし補充専用水を用いて下さい。 硫酸は蒸発しませんので、例えば「バッテリーを横転させて内溶液が漏れ出た」などということさえなければ、硫酸分は減っていないので、補充は水だけで構いません。 バッテリーの補充水は一般に蒸留水とされているようですが、実はイオン交換水(カチオン樹脂による精製水)が使われています。 蒸留水は、化学の実験、医学用 […]

バッテリーの発熱について(特に注意してください)

バッテリーの発熱について(特に注意してください) バッテリーを充電すると発熱します。 バッテリーの電解液は熱が加わると膨張するので、電解液が増えたように見えることもあります。 発熱の原因は、化学反応による反応熱と、抵抗体を電流が流れるために生じるジュール熱です。 ジュール熱がわからない方は「電気コタツ」をイメージしてください。それと一緒です。 古くなったバッテリーにラスロンGを添加して充電すると、 […]

ラスロンGの反応のしくみについて

ラスロンGの反応のしくみについて バッテリーが放電すれば比重は下がりますし、充電すれば比重は復帰します。 比重は水が基準となっており、「1」を基準に傾向を見ます。 電解液中に含まれる硫酸は水よりも比重が大きいので、硫酸の量によって比重が変わってきます。 これを比重計で読み取ります。 普通のバッテリーの比重値は満充電時で1.28から1.30です。ところが使っているうちに満充電でもこの比重に達しなくな […]

普通のテスターでバッテリーの劣化程度は分かりますか?

普通のテスターでバッテリーの劣化程度は分かりますか? ほとんど分かりません。普通のテスターでは無理でしょう。 壊れたバッテリーのうち1~2%がショートモードで不良だったというデータがあります。 これらは普通のテスターで計ることができます。 しかし劣化している程度であればテスターでは12Vと表示されてしまいます。 バッテリー自体がその様なものなのです。極板が少しでも存在していれば化学反応による規定電 […]

バッテリーの表示の読み取りとラスロンG添加のコツ

バッテリーの表示の読み取りとラスロンG添加のコツ 多少劣化しているけれども程度の良いもの(通常使用で問題なく経過したもの)や、想定寿命の半分程度劣化したものには規定量を添加してください。 標準添加量は「容量Ah×0.08」で求められます。 求められた量を各部屋に添加します。 バッテリー容量(Ah)は基本的には5時間率です。 小型バッテリーならバッテリーの上部に表示があります。 例えば「55B24L […]

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